月刊・生産財マーケティング 91/3月号
スパイラル傘歯車加工機をCNC化
 

各種輸入機などのレトロフィット専業メーカーである山本エンジニアリング(愛知県小牧市)は、 アタカ機械(東京)と共同で、米国Gleason社製スパイラル傘歯車加工機『ハイポイドゼネレーター』の CNC化に成功し、このほど、大手自動社メーカーに納入した。

CNC化に成功したGleason社製『ハイポイドゼネレーター』は、自動車専用スパイラル歯車加工機として 世界の圧倒的シェアを持ち、わが国でも自動車メーカーなどで 数千台が稼働している。しかし、メカ方式の ため、ワークの位置合わせやワーク変更に伴うチェンジギア交換などの段取りに手間がかかり、この面での 省力化に対するニーズが高まっていた。

そこで両社では、熟練作業の歯合わせをタッチセンサを用いることで自動化したほか、CNC化によりサイ クルタイムと段取り時間の短縮を実現した。 さらに、機械側にディバイディング装置が付いているため、 製品精度の向上のほか、ローダーやロボットを組み合わせることで完全無人化ラインの構築も可能になった。

山本エンジニアリングは、人員17名、平均年齢27.8歳と若い力が集まっている。こうした機械や電気 の好きな若手社員は、熟練した先輩のもと、技術と技能を磨き成長することによって、今後さらにレトロ フィット専業メーカーとして実績を積み重ねていきたいとしている。